2.8 事業承継時の手続き(イレギュラーなケース(急な相続発生))

先代が死亡し、相続人が事業を承継する場合は、相続人が事業の廃業、後継者が開業の手続きを行わなくてはなりません。後継者が相続人でない場合は、事業を承継しない相続人が廃業手続きをし、後継者が開業手続きを行います。
先代が急に亡くなった場合、相続人と後継者が連携して期限内に適切な手続きをしなくてはなりません。葬儀などの忙しい中、相続と事業承継を同時に処理することになり、事業をする余裕もないことが予想されます。ですから、手続きの視点からも早めの承継の準備が必要です。
相続人は、さらに先代の確定申告を行う必要があり、この相続人が行う被相続人の確定申告を「準確定申告」といいます。
廃業と開業の手続きに関しては2.6、2.7を参照してください。

(大岡 浩一)